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名証セントレックスとは?代表企業や全上場銘柄について徹底解説

名証セントレックスとは?代表企業や全上場銘柄について徹底解説

日本株の新興市場と聞くと、東京証券取引所の新興市場であるマザーズやジャスダックを思い浮かべますよね?

実は、名古屋証券取引にも「名証セントレックス」という新興市場が開設されています。

 

ここでは、名証セントレックスの基本的な概要やマザーズ・ジャスダックとの違い、名証セントレックスに上場している全12銘柄について抑えた上で、代表的な企業について徹底解説していきます。

 

 

名証セントレックスとは?

名証セントレックスは、名古屋証券取引所が開設する新興企業向けの株式市場です。

今後の成長が期待される新興企業に対して、上場による資金調達や知名度向上の機会を提供し、将来的に本則市場(第一部、第二部)へのステップアップをはかりたい企業が対象となっています。

 

 

名証セントレックスは、名古屋証券取引所に開設されていますが、中部・東海地方の企業だけではなく、日本全国の企業が上場可能です。

名証セントレックスは、東京証券取引所が開設しているマザーズ・ジャスダックに比べると、規模・知名度ともに小さくなっていますが、上場基準が緩いことが特徴です。

 

 

なお、「セントレックス」という名称は、中部地方の「中部」を意味する「セントラル」と、ラテン語で「王様」を意味する「レックス」を掛け合わせた造語です。

 

 

名証セントレックスとマザーズ・ジャスダックを徹底比較!

今回注目する名証セントレックスと、日本を代表する新興市場であるマザーズ・ジャスダックの大きな違いをまとめると次の表のようになります。

 

 

名証セントレックス マザーズ ジャスダック
上場基準(時価総額) 3億円以上 10億円以上 50億円以上
上場銘柄数(※) 12銘柄 302銘柄 711銘柄

※上場銘柄数は2019年11月時点。

 

 

名証セントレックスとマザーズ・ジャスダックとの違いについて、詳しく見ていきましょう。

上場基準の違い

株式市場に上場する条件には、株主数や流通株主数、時価総額などさまざまなものがありますが、上場基準としてもっとも重要になると言えるのが「時価総額」です。

時価総額とは、発行株式数×株価で計算されるもので、株式市場において、その企業の価値を示すもっとも重要な指標です。

 

 

未上場企業の場合は、推定される株価によって算出されます。

マザーズに上場する場合には時価総額10億円以上、ジャスダックに上場する場合には時価総額50億円以上あることが条件です。

 

 

この時価総額の条件を満たせないがために、上場見送りとなる新興企業は多いです。

一方、名証セントレックスに上場する場合には、時価総額3億円以上となっており、マザーズ・ジャスダックに比べて緩くなっています。

 

 

上場における壁となる時価総額条件が緩いことが、名証セントレックスの最大の特徴と言えるでしょう。

 

 

上場銘柄数の違い

2019年11月時点の上場銘柄数を見てみると、名証セントレックスは12銘柄、マザーズは302銘柄、ジャスダックは711銘柄となっています。

名証セントレックスは、上場基準がマザーズ・ジャスダックに比べると緩いですが、マザーズ・ジャスダックへの上場条件を見たしている企業でしたら、わざわざ名証セントレックスに上場する必要はありません。

 

 

新興企業が上場する目的は、資金調達と上場による知名度上昇の2つが主です。

名証セントレックスは、取引量・知名度ともにマザーズ・ジャスダックに大きく劣っていることから、企業にとっては上場するメリットが薄れてしまうのは仕方ないと言えます。

 

 

【2019年11月最新版】名証セントレックスの上場企業一覧

2019年11月現在、名証セントレックスには12銘柄が上場しています。

全12銘柄の業種(セクター)と主要事業について抑えておきましょう。

 

 

銘柄コード 企業名 業種 事業内容
2467 バルクホールディングス サービス業 ネットマーケティング調査・情報セキュリティなどのITコンサル
3032 ゴルフ・ドゥ 小売業 中古ゴルフショップ「ゴルフ・ドゥ!」を展開
3057 ゼットン 小売業 飲食店「アロハテーブル」を展開
3260 エスポア 不動産業 宅地開発・商業賃貸に強みを持つ不動産開発会社
3346 21LADY 小売業 ライフスタイル産業向け投資会社
3384 アークコア 卸売業 中古バイク買取専門店「バイクランド」を運営
3419 アートグリーン 卸売業 種苗の輸入、生花の生産・卸売
3739 コムシード 情報・通信業 パチンコ向けモバイルコンテンツの開発
3775 ガイアックス 情報・通信業 ソーシャルゲーム・SNSの運営支援
3808 オウケイウェイヴ 情報・通信業 質問サイト「OKWave」を運営
3830 ギガプライズ 情報・通信業 マンション向けネット接続サービスを提供
6025 日本PCサービス サービス業 IT機器の修理サービス

 

 

名証セントレックスの代表企業をピックアップ!

名証セントレックスは、マザーズ・ジャスダックに比べると取引量・知名度ともに低くなっていますが、代表企業の中には投資家から大きな注目を集めている銘柄もあります。

名証セントレックスの代表企業を見ていきましょう。

 

 

2018年にテンバガー達成!【3808】オウケイウェイヴ

質問サイト「OKWave」を運営する【3808】オウケイウェイヴは、名証セントレックスを代表する銘柄です。

同社は、2018年に仮想通貨事業への参入を発表したことで暴騰し、2018年1月初めの601円から2018年5月には8,060円まで上昇。

 

 

年間10倍以上の値上がりとなるテンバガーを達成しています。

テンバガー達成後は大暴落しており、2019年11月現在は1,500円前後で推移していますが、2018年に名証セントレックスからテンバガー株が輩出されたということは抑えておきましょう。

 

 

2019年にもっとも上昇している銘柄!【3830】ギガプライズ

マンション向けネット接続サービスを提供する【3830】ギガプライズは、名証セントレックスの銘柄の中で2019年にもっとも上昇している銘柄です。

同社の株価は、2019年1月初めには988円を付けていましたが、2019年11月には年初から4倍以上となる4,015円にまで上昇しています。

 

 

名証セントレックスを代表する銘柄として必ず抑えておきましょう。

 

 

まとめ

ここでは、名証セントレックスの概要やマザーズ・ジャスダックとの違い、名証セントレックスに上場している12銘柄や代表銘柄について詳しく解説してきました。

名証セントレックスは、上場基準が緩く上場しやすい一方で、取引量や知名度の点ではマザーズ・ジャスダックに比べると劣るかもしれません。

 

 

しかし、2018年には仮想通貨事業が注目された【3808】オウケイウェイヴがテンバガーを達成しており、2019年にもネット接続サービスを手掛ける【3830】ギガプライズが4倍以上の上昇となっています。

名証セントレックスは、マザーズ・ジャスダックよりも銘柄数・取引量が少ないものの、大きな上昇を遂げている銘柄が輩出されていることは間違いない事実なのです。

 

 

名証セントレックスの代表企業について知識を深め、株式投資に活用できないかどうかを検討してみましょう。

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