今まで当サイトでは株式投資スクールが開催している無料セミナーについて取り上げて来ました。
本日は創業16年を超える老舗の株の学校『株の学校ドットコム』についてお伝えしたいと思います。
基本的に他のスクールは体験版としてのセミナーを用意していますが、
株の学校ドットコムは無料のメール講座を提供しています。
本日は株の学校ドットコムの学校概要と無料のメール講座の内容について簡単にお伝えしていきたいと思います。
この記事の目次
株の学校ドットコムの概要
株の学校ドットコムは創業16年を超える株式投資の老舗オンラインスクールです。
受講者数は65万人以上を誇り、株式投資に特化しています。
通学形式もありますが、オンラインスクールを強みとしていて、無料でもメール講座を提供してくれています。
株式投資のスクールにあるような独自手法やツールを看板とせずに本質的な理解をして着実な利益を得ることができることを売りにしています。
今回はその中の無料メール講座を実際に登録してみたので、レビューをしていきたいと思います。
なお、通学講座が気になるという方に向けて、通学講座を先に説明しておきます。
通学講座
講義2回
料金19,800円
対象者は一定期間の投資経験がある中級者向けで現役トレーダーでもある講師の方が授業をしてくれます。
講座内容は以下となっています。
- 初心者が必ず陥る株式市場の罠
- 株で勝つ人と負ける人の一番の違い
- トレードでただ一つ必要なこと
- 現役トレーダーが実際に使っている売買手法
(引用:株の学校ドットコムHP)
初心者向けではなく、口座の開設方法や書籍に書かれているような内容は説明されないため、
いきなりの初心者の方や、まだまだ利益を出せていないなどの方は一旦無料のメール講座でしっかりと学んだり書籍や動画での勉強が良いですね。
無料メール講座の内容と評価
それでは肝心な無料メール講座の概要についてお伝えしていきたいと思います。
『株式投資』と『株式トレード』の違い
まず大事な最初のメールはひとつのレポートが配布されます。
銘柄を選ぶときに関するレポートです。
中身を見てみましたが、メールも書いている講師の方の自己紹介から始まり(かなり長くくどい印象です)、
「株式投資」と「株式トレード」の違いについてを説明してくれます。
この講師の方は利回りの部分で「株式トレード」を推奨しています。
詳細な理由は実際にメールを登録してもらえればと思います。
簡単にいうと株式投資の利回りとしては頑張っても年利7%程度です。
つまり、100万円で投資をしても年間7万円しか生み出さず、時間もかかる上にマイナスになる可能性もひめています。
さらに小額の場合は利益も小さくなってしまいます。
しかし、株式トレードの場合は企業の業績に関わらず利益を生み出すことも可能で、
少額からでもまとまった額を稼ぎやすいということを主張していました。
株式トレードでの銘柄選択法について
株式トレードの重要性を伝えた上で、
では実際どのような銘柄を選べば良いのかを解説してくれています。
簡単に要約すると以下の基準を満たす銘柄を推奨していました。
- 流動性が高い
- ボラティリティーが大きい
- 自分の得意なチャートパターン
この銘柄選びの特徴もかなり長く退屈な文章という印象ですが、中身は比較的ちゃんとした内容でした。
無料でここまで教えてくれるというのはかなりお得だなという印象です。
他のスクールでは有料で教えるような内容も入っているので、文章さえよければなお良しという感想です。
また、レポート以外のメール自体の内容は、基本的に投資のメンタル面に関して書かれています。
目新しいような内容はありませんでしたが、株の失敗経験があるような方には響くのかなという内容です。
基本的には利食いと損切りの徹底しましょうという程度なので、本文はそこまで読む必要がないかなと思います。
トレードの極意とは!?
次に「トレードの極意」を教えてくれるレポートがもらえます。
こちらも初めは「株式投資」ではなく、「株式トレード」推奨から始まります。
基本的な内容としてはトレードにおけるメンタルコントロールの大切さが書かれていますが、内容は特に目新しいものはありませんでした。
簡略的に紹介するとに関して書かれています。
- メンタルコントロールの重要性
- ルールを無視してしまう人間の弱い心
- 損切りできない心理
やはりこちらも文章がすこし退屈で、全て読む必要はありません。
また、メール本文の文章はトレードにおいて、テクニカル指標(何も知らない方向けにいうと、トレードの傾向をみるツールです)には何を使うかが書かれています。
やはりこちらも特定のツール販売などや特定の手法(ストキャスティクス、MACDなど)を教えるというより、メンタルが大事、自分のルールを曲げないという結論になっています。
確かに、株式で負ける時は、自分で決めた利確、損切りを守らずにずるずる進んでしまうということが多いので理解はできます。
しかし、株を始めたいという方には、永遠とメンタルコントロールの話をされるだけなので、実際の始め方に関しては教えてくれません。
好みもあるので、このメールで実際にトレードを始めれるのかというと厳しいと思います。
勝つためのマインドセットを教えてくれるものだという認識の方が良いです。
トレードルールについての解説
3つ目のレポートは「トレードルール」についての解説についてです。
こちらは空売りでも利益ができることを解説したものです。
投資として安いときに買い、高くなって売る意外にも空売りがあるとうことを動画ベースで解説してくれています。
こちらも投資をある程度理解している方は特に必要ない動画です。
しかし、全くの初心者はよく耳にする空売りについてイメージはつきやすくなるので勉強にはなると思います。
CMBトレード塾への勧誘
メールで何か勧誘があるのかというと、6,7通目あたりから、「CMBトレード塾」への勧誘に関する勧誘があります。
メールですので、強引な勧誘などはありません。
CMBトレード塾はオンラインの会員制の塾です。
半年にわたりどのようにすれば稼げるのかということを重点的に教えてくれるそうです。
表面上のテクニックではなく本質的理解を目指すことが売りです。
とはいえ、チャートの読み方や、トレードの詳しい方法などが主な内容です。
特典として、サポートメールなどや実践の実例を基に解説してくれます。
詳細な内容として
“”
CMBトレード塾の内容は、
- CMB会員サイトへのアクセス権
- トレードに関する本質的なコンテンツ サイト内テキスト (売買ルール、資金管理、メンタルコントロール、相場の観測方法、ローソク足の見方など)
- 売買ルールの動画授業(CMBメソッドトレーニングセンター)
- CMBトレーダーの売買日記(週1,2回程度)
- 月刊相場ナビ(毎月1,2回 + 暴落などの緊急時)
さらに特典
- CMBオリジナルのトレードツール
相場観測指標→テクニカルランキング→購入株式駅さんツール- 50万円を1ヶ月で210万円に増やした裏技的方法
(引用:CMBトレード塾入会ページ)
価格は半年で税込73,500円(内訳として入会金10,500円+半年会費63,000円となっています。)
実際の内容を見た限りでは、一般的なスクール内容と変わらず書籍でも学べる内容ではないかと思います。
入会金も非常に高額なので、費用対効果としては非常に疑わしい内容です。
30日間は返金ができるそうなので、どうしても入会してみたいというかたは一度どのようなものかを知るのも可能ではあります。
株の学校ドットコムがすすめる『CMBトレード塾』の口コミ
では実際のスクールの口コミを見てみると、やはり評価は芳しくない評価でした
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トレード塾やDVDは、トレードの知識を教える物なので、トレードの仕方はわかるがこれだけで稼げるようになる人は本当にすごい。
教えていることは持ち合いからのブレークアウト、その後の利確、損切り。
トレード塾は返金期間もあるので、勉強して返金してもらってもよい。
考え方は学べる。(現在も返金期間があるかどうかは不明)
投資顧問サービスはあるが、このような手法なので、トレンドがはっきりしている時しか稼げない。
持ち合い相場では損切りの嵐となる。また、マーケットインパクトが大きいので、損切り時には注意。損切りは指示より浅くしましょう。
(引用:インターネット上の口コミ)
”
まとめ
株の学校ドットコムの無料メール講座に関しては、無料とは言え比較的濃い内容だと思いました。
しかし、主な手法やトレードについては教えてくれるものではなく、メンタルコントロールを中心としているので注意しておきましょう。
また、メールでも紹介されているCMBトレード塾に関しては、有料で学ぶほどのメリットはないと思われるのであまりお勧めするものではありません。
以上、【評判・評価】株の学校ドットコムの無料メール講座の概要・口コミを徹底解説!…でした。