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セゾン資産形成の達人ファンドとは?特色やメリット・リターンの実績を解説

セゾン資産形成の達人ファンドとは?特色やメリット・リターンの実績を解説

投資信託の一つとして、日本国内で人気の商品となっているのが、「セゾン資産形成の達人ファンド」です。

セゾン投信が販売する「つみたてNISA」対象の商品ですが、これにはどんな特色があり、どの程度のリターンに期待することができるのでしょうか。

 

セゾン資産形成の達人ファンドの特色やメリット、リターンの実績を解説します。

 

セゾン資産形成の達人ファンドについて

セゾン資産形成の達人ファンドは、複数の投資信託を投資対象として設定している、いわゆるファンド・オブ・ファンズ方式を採用した商品です。

投資先ファンドは、バンガード、アライアンス・バーンスタイン・エル・ビー、スパークス・アセット・マネジメントなど、世界でも有数のファンドばかりになります。

 

世界を股にかけるファンドを通じて投資ができるため、投資先は幅広く、日本や米国のみならず世界中の会社に向けて分散投資が可能です。

長期投資でパフォーマンスを発揮する選別投資を行っていることも特色の一つなので、十年単位での投資に適した商品を探している方には特におすすめできます。

 

セゾン資産形成の達人ファンドが運用する銘柄の地域別比率と業種

セゾン資産形成の達人ファンドでは、世界各国の投資信託を経由して国内外の銘柄への投資を行えますが、特に比率として高いのが、北米の44.0%です。

次いで欧州株が26.9%、日本株が12.5%を占め、新興国の銘柄が14.5%、最後に日本を除く太平洋諸国の銘柄が2.1%となっています。

 

業種別の比率で見ていくと、ITが23.2%でトップとなっており、20.2%のヘルスケア、15.1%の資本財・サービス、14.5%の一般消費財へと続いていきます。

生活必需品が10.8%、金融が8.2%など後続に繋がっていきますが、これは、一般的なファンドのインデックスとほとんど変わらない構成といえるでしょう。

 

つみたてNISAの対象商品として取り扱われている

セゾン資産形成の達人ファンドは、つみたてNISAの対象商品として取り扱われていることも特徴的です。

つみたてNISAに登録されるためには国からの審査に合格しなければならず、信頼性が高い商品しか審査で認められることはありません。

 

セゾン資産形成の達人ファンドは、いわば国のお墨付きを貰った投資信託なので、アクティブ型の中でも信頼性が高く、一定以上の安全性を保った商品といえます。

つみたてNISAの利用対象者は20歳以上に限られていますが、20年間に渡る非課税機関があり、年間で40万円までの投資が可能になっています。

 

累計非課税投資額はのべ800万円にも及びますから、節税を進めながら投資を行う方にとって、大きなメリットが得られることになります。

 

セゾン資産形成の達人ファンドの特色とメリット

投資信託はインデックス型とアクティブ型がありますが、セゾン資産形成の達人ファンドは、アクティブ型に分類されるファンドとなっています。

日経225やNYダウと連動するインデックス型に対し、アクティブ型は、そういった指標とは無関係に利ザヤを稼ぐ狙いを持ったファンドです。

 

ハイリスクハイリターンの投資にはなりますが、市場の値動き以上の利益を生み出せる可能性があるため、少ない投資から大きな利益を得たい方に向いています。

また、セゾン資産形成の達人ファンドは、一般的なアクティブ型ファンドと比較すると信託報酬が安く、運用のコストがかかりにくいという特徴を持っています。

 

購入手数料や信託報酬が高いと、運用中のパフォーマンスが優れているときはいいのですが、そうではなくなった場合に、圧しかかる負担が大きくなるというデメリットがあります。

セゾン資産形成の達人ファンドではそのような問題が起こりにくくなっており、アクティブ型ファンドを狙う投資家にとって、注目すべき投資信託といえるでしょう。

 

セゾン資産形成の達人ファンドのデメリット

セゾン資産形成の達人ファンドを運用する上でデメリットになってしまうのが、運用コストが割高になるという点です。

こちらはファンド・オブ・ファンズとして運用されているため、ファンドがさらにファンドに対して信託報酬を支払うことで投資を成り立たせています。

 

投資家から見れば、信託報酬が二重にかかってしまうのと同じことなので、どうしても運用コストが高額になってしまうという欠点を持つのです。

しかし、前述した通りアクティブ型ファンド全体を通して見れば手数料は割安に設定されているので、極端に大きな負担を強いられる訳ではありません。

 

また、世界各国に向けて分散投資ができることはメリットなのですが、為替変動リスクやカントリーリスクに対して脆いという弱点を持っています。

政情不安定、紛争、戦争などの国家的危機や、為替の急激な変動が予想される局面においては、長期的な保有に適さない投資信託と見ることもできるでしょう。

 

セゾン資産形成の達人ファンドから期待できるリターン

セゾン資産形成の達人ファンドの基準価額は、2019年11月22日の段階で22,354円となっており、2009年6月の6,000円から約4倍の成長を遂げています。

過去10年のチャートを見ても、基準価額はほぼ右肩上がりの様相で伸び続けており、このままの成長曲線を描くならば、今からの投資でも大きなリターンを見込めます。

 

純資産総額は、同じく2019年11月22日の段階で868億円を超えており、2009年6月頃の50億円前後から膨大な成長を見せていることは間違いありません。

2019年10月31日時点の基準価額騰落率は、設定来の数字で+119.3%、3年で+45.20%、1年で+9.90%となっています。

 

6ヶ月の数字は-0.33%を計上していますが、ここ1ヶ月では+3.78%とプラスの数値に戻しており、安定して価値を高めていることが分かりました。

より分かりやすくするために、定期積金プランでセゾン資産形成の達人ファンドを購入したと仮定して考えてみましょう。

 

この場合、初回から投資を始めた場合の損益は+117.43%なので、平均取得額が10,090円に対して現在値が21,938円と、倍以上に膨れ上がっています。

5年前からの投資では平均取得単価18,056円、3年前は平均取得単価19,875円、1年前は平均取得単価20,792円で、直近一年の損益も+5.51%です。

 

仮に年間の損益が+4%を維持したとすれば、今から投資を始めて約25年後には投資額が2倍に増えるという計算になります。

今後も世界経済、特にセゾン資産形成の達人ファンドで4割以上を占める北米株の上昇が上向きであり続けると仮定すれば、有益な投資になることは間違いありません。

 

まとめ

セゾン資産形成の達人ファンドは、北米をはじめ、世界中の株価と連動する投資信託であり、カテゴリーとしてはアクティブ型ファンドに分類されています。

ファンド・オブ・ファンズ方式を採用しているため、投資家にとっては二重で運用コストを支払う仕組みになりますが、アクティブ型としては、運用コストは低めの設定です。

 

運用を開始して以来、ほぼ右肩上がりの状態で資産価値を高めてきた投資信託ですから、今後も特に北米株が上昇する地合いが続けば、さらに価値を高める可能性を秘めています。

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