米国株式市場の種類

米国株価指数の種類は?NYダウをはじめ代表的な3種類を解剖します

米国株価指数の種類は?NYダウをはじめ代表的な3種類を解剖します

上場している特定の株価を総合的な数値として表す株価指数は、日本株では「日経平均株価」、「TOPIX」などが有名です。

米国株における株価指数として知られているのが「NYダウ」ですが、どんな構成銘柄があり、どのような特徴を持っているのでしょうか。

 

NYダウ以外の米国株における株価指数についても特徴を紹介し、米国株に投資を行う際の参考として活用できるように、詳しく解説していきます。

 

NYダウに関する基本

米国株を代表する株価指数としてお馴染みのNYダウは、「ダウ工業株30種平均」が正式名称となり、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが数値を算出しています。

ダウ平均株価として国内のニュースでも取り上げられることが多いのは工業株30種平均ですが、その他に輸送株20種平均、公共株15種平均、総合65種平均もあります。

 

日本の主要株式指数として知られる日経平均が225銘柄で構成されていることに対して、NYダウの構成銘柄数は30銘柄に絞り込まれていることが特徴的です。

しかしながら時価総額は約563兆円と、日経平均を構成する225銘柄を合わせた約344.1兆円を大幅に上回っており、この点からも世界をリードする株式指数であると言えます。

 

NYダウの構成銘柄は数年ごとに入れ替えられており、その時代で存在感を放つ銘柄を、ウォールストリートジャーナル誌の編集者が選出しています。

 

NYダウを構成している主な銘柄

NYダウを構成する銘柄として特徴的なポイントとなっているのが、いずれも優良企業であり、しかもグローバルで先進的な経営を行っている企業であるという点です。

NYダウの30種には世界でもトップクラスの優良企業がズラリと並び、日本でもなじみ深い企業としてはアップル、インテル、マクドナルド、ナイキ、ビザなどがあります。

 

アメリカン・エキスプレスやゴールドマン・サックス、JRモルガンといった金融系の企業も含まれており、株価の高い銘柄ばかりで構成されているのがNYダウです。

 

NYダウ平均値の推移と将来性

NYダウは1980年代後半から上昇を続けており、特に2010年代後半からは連日のように歴代最高値を更新しています。

景気に応じて多少の浮き沈みはありますが、長期的なチャートを見ると美しい右肩上がりを描いており、2019年11月現在は28,000ドル以上の数値を示しています。

 

リーマンショック発生前の段階でNYダウの数値が14,000ドル程度だったことを考えると、現在の指数が如何に驚異的なものであるか理解できるでしょう。

このようにダウ平均株価は上がり続けているため、長期投資の対象として構成銘柄を購入する投資家がアメリカの国内外で増えています。

 

巨大な企業の破綻、さらにいくつかの戦争を経験しても上がり続けているため、安定性が抜群に高く、信頼に値する株式指数であることは間違いありません。

まさに天井知らずといった様相で伸びている指数ですから、これから米国株への投資を始めるという方にとっても参考にすべき株式指数であると言えるでしょう。

 

NYダウの取引を希望する日本人投資家は非常に多いため、円建てのままで取引ができる場合が多く、外国市場に目を向ける投資家ならまずは注目したい市場です。

 

S&P500に関する基本

S&P500は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出する株価指数であり、NYダウの次に有名で、参考にされることが多い株価指数でもあります。

こちらはニューヨーク証券取引所とNYSE MKT、NASDAQと3つの市場に上場する銘柄の中から、それぞれを代表する500銘柄がピックアップされ平均値化された指数です。

 

S&P500が最も有名ですが、その中でも時価総額が大きい100銘柄を抽出したS&P100、小型株だけで構成したS&P600、中型株のみのS&P400も有力な株価指数になります。

S&P500で特徴的なポイントとなっているのが、アメリカ企業だけに限定しているという点であり、それ以外の銘柄は指数の対象外とされることです。

 

純粋なアメリカ国内の企業だけを取り扱っている指数なので、アメリカ国内の景気変動を確認するためにも参考にしやすい株価指数であると言えるでしょう。

 

S&P500を構成する主な銘柄

S&P500を構成する銘柄をセクターで分けていくと、全体の21%がIT関連企業、14%がヘルスケア関連企業、13%が金融関連企業で、この3業種でほぼ半数を占めています。

この株価指数の中でトップとしての扱いを受けている企業としては、アップルやマイクロソフト、JPモルガンといったNYダウを構成する銘柄も多いことが印象的です。

 

その他にはジョンソン&ジョンソン、アマゾン・ドットコム、フェイスブック、GEといった企業もS&P500を牽引する企業の一つとして扱うことができます。

その他に目を引く企業としては、投資の神様として名高いウォーレン・バフェット氏が会長を務めるバークシャー・ハサウェイの存在を挙げられます。

 

S&P500平均値の推移と将来性

1980年代後半から加速度的に指数が上がっており、1998年に初めて年末終値が1,000ドルを突破すると、2014年には2,000ドルの節目を超過しています。

その後は2018年末まで2,000円台をキープしており、2018年度は2,506.85ドルという株価指数を付けており、高値水準を維持している株価指数です。

 

S&P500に関連するエピソードとしては、前述したバークシャー・ハサウェイ社のウォーレン・バフェット氏が記した遺言に関連するものがあります。

奥様に宛てたこの遺言の中で、バフェット氏は「遺産の90%はS&P500インデックスに投資する」ように推奨していたと言うのです。

 

投資の神様から見ても、中長期的な信頼に値する株価指数に見えるということで、将来性について疑いの余地が無いでしょう。

 

NASDAQ総合指数に関する基本

最後に紹介する米国株関連の株価指数は、全米証券業協会(NASD)が運営するNASDAQ市場に上場する銘柄の指数であるNASDAQ総合指数です。

NASDAQは新興企業を中心に構成されていることが特徴的で、2019年の段階では約2,700の企業が構成銘柄として選ばれ、総合指数として取り入れられています。

 

NASDAQの特徴としては、IT関連株やインターネット関連株が多いことであり、シリコンバレーのハイテク企業が構成の中心を成していることでしょう。

誰もが知るハイテク株もNASDAQの一部として組み込まれており、特にネットに関連する動向を確認する際に重要な指数としてNASDAQ総合指数が注目されています。

 

NASDAQ総合指数を構成する主な銘柄

NASDAQ総合指数を構成する上位10銘柄を見ていくと、マイクロソフトやアップル、フェイスブック、アマゾンといった企業がまず目に飛び込んできます。

ハイテク関連株としては、半導体の世界的メーカーとして圧倒的シェアを誇るインテルもNASDAQ総合指数を構成する代表的な銘柄の一つです。

 

それ以外にもビッグネームが並び、シスコ・システムズやペプシコといった企業も、NASDAQの代表銘柄として扱われています。

 

NASDAQ総合指数の推移と将来性

NASDAQ総合指数は1990年代から爆発的な成長を見せており、1991年の終値は586ドル程度でしたが、わずか4年後には1,052ドルにまで指数が膨れ上がっています。

1999年には4,000ドルを突破しましたが、2000年代に入ると2,000ドル前後を推移するようになり、停滞するかに見えたものの、2010年代からは一気に数字を伸ばしました。

 

2013年に4,176ドル、2015年に5,007ドルと飛躍的な伸びを見せると、2018年度末には6,635.28ドルを付けています。

上昇トレンドの最中にある株価指数であり、新技術もどんどん投入される業種であることから、今後も一定以上の成長を見込むことができる株価指数でしょう。

 

まとめ

米国株に関連する代表的な株価指数としては、NYダウ、S&P500、NASDAQ総合指数という3つの株価指数を紹介することができます。

いずれもアメリカの株式、もしくは経済全般を語る上で欠かすことのできない指数なので、米国株への投資を前にそれぞれの特徴を知っておきましょう。

 

いずれも右肩上がりに指数を高めている株価指数ということもあり、投資信託やETFで活用することもおすすめできます。

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